NYのホテルでのダブルチャージ
こちらの記事で、NYのホテルに宿泊した際に、ダブルチャージされてしまった件の後日談です。
ホテルへの連絡、そして返金へ
予約したプランはプリペイド(前払い)プランにもかかわらず、ホテルでチェックアウトする際に再度チャージされてしまったのです。
まず最初に、現地でダブルチャージに気付きました。
そこで、チェックアウト後にホテルで返金のための交渉をしました。ホテルのスタッフと話し、調査した後に返金についてホテル側からメールをもらえる旨の約束をしました。
しかしながら、ホテル側から何ら連絡がなかったため、帰国後にホテルに催促のメールを送りました。
その結果、ホテル側からチャージは間違いだったことと、返金する旨の返事を得ることができました。
そして後日、約束通りにカードにチャージされた分は、無事に返金されました。
別の問題が発生
ここで問題が浮上します。
カードには、USドルでチャージされ、USドルで返金されました。つまり、USドル分の日本円がチャージされ、USドル分の日本円が返金されるのです。
その場合、為替の変動によって、日本円に換算してチャージされた分と返金された分に差額が生じてしまうのです。
返金分が多くなれば得ですが、返金分が少なくなれば損してしまいます。
カード会社に連絡
今回は、返金額が少なく損失が生じるケースでした。
こちらに落ち度がなく(ホテルなのか、予約サイトなのか、両者の落ち度なのかは不明です)損失が発生することは理不尽です。損失額自体は微々たるものなので、このまま放置してもいいのですが、こういうケースがどう扱われるのかカード会社に連絡してみました。
カード会社には、以下の点を伝えました。
- ホテルが間違ってチャージしたものであること
- チャージされた金額
- 返金された金額
- USドルベースでは同額であるが、日本円ベースで損失が生じていること
後日、カード会社から連絡があり、「今回の件は、差額が生じないように、請求額から除外します。」との回答でした。
カード会社に問い合わせた際には、カード利用明細にチャージ分と返金分が記載されていました。しかし、後日これらの明細が利用明細から抹消されました。
さらなる疑問
この場合、誰に損失が生じるのか?
カード会社の回答では、誰にも損失は生じないとのことでした。うまく説明できないとのことで、理解できませんでしたが、そういうものなのでしょう。
ホテルの予約をキャンセルして返金される場合でも適用されるのか?
キャンセル可能なプランを予約して予約時にカードにチャージされ、予約をキャンセルすることで返金されるような場合もあると思います。この場合は、完全に自己都合です。
しかし、このような場合であってもカード会社に連絡することで、差額が生じないように明細から抹消してもらうことができるかもしれません。
なお、カード会社によって扱いが異なる可能性があるので、使用しているカード会社に直接問い合わせてみてください。
以上、ダブルチャージの後日談でした。