< サムイ・パタヤ旅行記 第1編 >
香港に向けて出発 CX533 NGO-HKG
CX533の座席は、出発前夜のチェックですでにエコノミーからプレミアムエコノミーにアップグレードされていた。
朝、家を出る前に再度座席をチェックすると、プレミアムエコノミーからビジネスにアップグレードされていた。これだけ早いアップグレードは珍しい。さらに、機材はA333でシラスシートなので、かなり嬉しいインボラである。このインボラだけで今回の旅行は大満足である。
空港のチェックインカウンターは混雑している様子はなかったものの、事前カンニングの通り、無事にビジネスクラスの搭乗券を無事にゲット。
搭乗後、ビジネスクラスキャビンの最後列に着席しシャンパンをいただいた。
同じ最後列の搭乗者の方々のお話しが聞こえてきたが、最後列は全員インボラされた搭乗者されている模様だった。
機内サービス
離陸後、しばらくすると機内サービスが始まった。
担当のクルーは、赤黒のおばちゃん(おそらく香港人、以下赤黒)。
ウェルカムドリンクをもらった時から気になっていたが、赤黒は、カンニングペーパーを持参することなく乗客を名前で呼んでいる。通常は、乗客の名前が書かれたカンニングペーパーを持ち歩いているか、カンニングペーパーがワゴンに貼り付けられているものである。
そこで、意を決して赤黒に聞いてみた。
「ちょっとあんた、乗客全員の名前を記憶してるの?」
「そうだよ」
「まじで? あんたすげーよ!」
「ありがと♪」
むむむ、ここまで完璧に名前を記憶しているクルーは初めてかも。日本人の名前は憶えにくいだろうし、おばちゃんやるなぁと少しだけ感心した。これぞプロ!って感じがした。
つづく・・・