< サムイ・パタヤ旅行記 第20編 >
帰国の途に・・・香港空港で乗り継ぎできないこともある?
とうとう帰国日である。
バンコクから香港へ向かうCX700は8:25出発である。
香港でタックスリファンド手続きがあるため、いつもより一便早い出発である。
そのため、パタヤ発のタクシーは、早朝5:30ホテル出発であった。
スワンナプーム国際空港
車内でぐったりしている間にタクシーは空港に到着。早々に出国手続きを終わらせて、ラウンジに向かう。
キャセイパシフィック航空のラウンジで軽く朝食を取り・・・
まもなく搭乗時間。
出発時間から多少遅れてテイクオフ。さよならタイ、ありがとうタイ。
I’ll be back!
機内はおもしろい状況
機内食をパスしてしばらく寝ていたが、起きてみると違和感を感じること多々があった。
まず、綺麗なお姉さんだと思っていた前の座席の乗客は、中身は男性っぽい。いわゆるレディーボーイ(以下、LB)である。
そして、CAさんは男性の制服を着ているが、おそらく中身は女性。いわゆるトムボーイである。
さすが、タイである。感心した。
香港国際空港への到着は遅延
定刻は12:10であったが遅延し、香港空港への着陸は12:50。
先ほど登場した前の座席のLBは、乗り継ぎ便までの時間が短いらしく、とっても焦っている様子であった。ドアが開くまでの間、CAさんとの会話が聞こえてくる。日本に向かうとのこと、そして乗り継ぎ便の出発まで20分しかないとのことである。
20分で乗り継ぎできるのか?
そして、ドアオープンになると、LBは一目散に走っていった。
ところが、LBは地上係員と押し問答をしている。地上係員は、LBに対して “sorry, madam” と言っているのが聞こえた。敬称は見た目で判断していいんだな。いや、そこじゃなくて・・・乗り継ぎ時間20分では乗せてもらえないようである。LBは怒っているが、どうにもならない様であった。
香港発日本行きの便が乗客を置いていくなんて、今まで経験したことないが、あり得るんだな・・・
ラウンジでLBの行程を予想する
タックスリファンド手続きを終えて、ラウンジにINする。
時間はたっぷりあるため、先ほどのLBの乗り継ぎ便について予想してみた。
乗り継ぎ時間が20分とのことで、おそらく乗り継ぎ便は、13:05発の関西空港行きのCX564便であろう。
よくよく確認すると、CX564便は27番ゲートから出発である。一方、タイから来たCX700便は29番ゲートに到着したのである。
つまり、到着便のゲートと出発便のゲートは、隣同士である。さらに、27番ゲートの近くには乗り継ぎ用の荷物検査場がある。もろもろの位置関係を考慮すると、物理的には余裕で間に合うはずである。
でも、乗せてもらえなかったんだろうな・・・
香港空港を後に
名古屋行きCX532便は16:25発であるが遅延である。関西空港行きが遅延すれば、LBが乗り継げたのに、こっちが遅延しなくても・・・
17:00に出発して名古屋に向かった。
ホテルを5:30に出発して名古屋着が21:30・・・最後の最後に14時間の長旅となった。
これにてNY旅行から続いた年末年始のサムイ・パタヤ旅行を終えた。
おわり。