ミルフォード・サウンドは、ニュージーランド南島の南西の海岸沿いに氷河によって形成されたフィヨルド地帯です。サウンドとは入り江を意味します。
ミルフォード・サウンドのフィヨルドを鑑賞するには、クルーズツアーに参加するか、遊覧飛行するしかありません。
今回は、リアルジャーニー社のミルフォードサウンドクルーズツアーについてご紹介します。
リアルジャーニー社のクルーズツアー
クルーズツアーに参加するために、ミルフォード・サウンドまで移動します。
ミルフォード・サウンドまで自力で移動してもいいのですが、クイーンズタウン、テ・アナウから出発しているツアーもあります。
クイーンズタウンからミルフォード・サウンドまでは約300kmの距離です。
一日で往復600kmの移動とクルーズツアーの時間で、バスツアーの場合は12時間くらいかかります。バス以外にも飛行機で移動するツアーもありますので、ご予算に合わせてバスか飛行機を選択してください。
クイーンズタウン出発
出発は朝7時30分ごろです。7時ごろにリアルジャーニー社の事務所に行き、チェックインの手続きをします。
ホテルまでタクシーがピックアップに来るサービスもありますが、クイーンズタウンは小さい街なので、歩いて行っても大して時間はかかりません。
チェックインをしてチケットを受け取って、バスに乗り込みます。バスは、天井もガラス張りでいろんな方向から景色を眺めることができます。
この後、クイーンズタウンのホテルをいくつか回ってツアー客をピックアップします。
バスのドライバーさんは、ガイド役も兼ねています。ミルフォード・サウンドまでは運転しながらずっとマイクでしゃべっています。もちろん英語です。
最初の休憩場所 テ・アナウ
クイーンズタウンを出発してから2時間半ほどでテ・アナウの街に到着します。テ・アナウは、テ・アナウ湖のほとりの小さな町です。
ここで30分ほど休憩です。テ・アナウでは飛べない鳥タカへの像が迎えてくれます。
テ・アナウでは、トイレに行ったり、食事をしたり、お土産を購入したりできます。
ドライバーさんおすすめのパイ屋さんです。iサイト(観光案内所)の隣にあります。
ヴェニソン(鹿)のパイや、ラム(仔羊)のパイなどいろいろな種類のパイがあります。1つ$6.5です。
どちらのパイも肉の塊がゴロゴロと入っていて、食べごたえ十分です。アツアツのパイでとてもおいしかったです。
ヴェニソンは少し臭みがあります。ラムは臭みは全くありませんでした。
なお、テ・アナウでの公衆トイレの利用には$1必要です。
次の休憩地はミラーレイク
ミラーレイクは、湖の水面がミラーのように景色を反射していることから名づけられたようです。
他の停車場所
テ・アナウやミラーレイク以外にも、休憩を取るためや、景色を鑑賞するために眺めのいいところでバスはちょこちょと止まります。もちろん、バスから降りたくなければ、バスに残っていても構いません。テ・アナウ以外に、トイレ休憩は1回でした。
バスが停車できないような場所では、見どころで速度を落として運転してくれます。
バスに乗っている時間は長いですが、ミルフォード・サウンドまで退屈することはありませんでした。
クイーンズタウンから5時間ちょっとでミルフォード・サウンドに到着です。