SIMカードの残高確認
SIMカードが使えるようになったら、次は残高の確認と、有効期限を延長が必要になります。
ただ、短期旅行者でSIMカードは使い捨てということであれば、残高を気にする必要はあまりないでしょう。
残高確認
*101*9# にダイアルすると、SMSが送られてきます。
下の例では、残高が251.87バーツ、有効期限が2016年5月14日です。
データ容量残高確認
*101*1*9# にダイアルすると、SMSが送られてきます。
下の例で、上段では、7日間600MBのデータプランの有効期限が2016年5月16日の午前0時で、51回の自動更新があることが示されています。
下段では、600MBのうち、すでに175.89MBを使用したことが示されています。
申し込んだデータ通信プランによっては自動更新されるものがありますが、自動更新されない場合には、データ通信プランの有効期限が切れると従量制に切り替わります。
従量制に切り替わると、利用したデータ通信量に基づいて、SIMカードの残高から減額されていきます。従量制は単価が高いので、すぐに残高を消費してしまうため、新たにデータ通信プランを申し込むことが得策です。
残高の補充(トップアップ)やデータ通信プランについては、「タイの4GプリペイドSIMカードを使う Dtac編 その2 トップアップとデータ通信プラン」を参考にしてください。
有効期限の延長
トップアップすることで有効期限は自動的に延長されます。1回のトップアップで有効期限が(おそらく)30日延長されます。
トップアップ以外に、JaiDee Day Giveaway というサービスで有効期限を延長することができます。このサービスは、有効期限をお金で買うというものです。料金はあまりかからずに、大幅に有効期限を延長できるため、おススメの方法です。
JaiDee Day Giveaway を利用するためには、mydtac eService が利用できることが前提となります。
Dtacの通信網に接続された状態でDtacのSIMを利用している端末から、mydtac eService(https://my.dtac.co.th/esv/en/login)にアクセスします。
PCなどから mydtac eService にアクセスする場合には、ワンタイムパスワードが必要です。ワンタイムパスワードは、Dtacの電話番号にSMSが送信されるので、DtacのSIMが差された端末がSMSを受信可能な状態であることが必要です。
my eService のメニューから JaiDee Service にアクセスし、JaiDee Day Giveaway を選択します。
- 2バーツで有効期限30日間延長
- 6バーツで有効期限90日間延長
- 12バーツで有効期限180日間延長
いずれも、2バーツあたりで30日間で、最大365日まで延長可能です。有効期限が延長されると、SMSが送られてきます。
なお、*113*(30,90,180)*9# をダイアルしても手続きできます。( )内は延長する日数の数字を入力してください。

200バーツを消費するために
SIMカードを購入した後すぐに JaiDee Day Giveaway を利用したいのであれば、Happy Tourist SIM を購入するか、通常のSIMであれば、データ通信プランとして、199バーツのプランを申込み、どこかに電話するなどで200バーツを消費するのが近道でしょう。
料金 | 期間 | 容量 | 申込み方法 | 自動更新 |
199バーツ | 30日 | 1.5GB | *104*853*9# | なし |
199バーツ | 1週間 | 1.2GB | *104*28*9# | あり |
もし有効期限が切れてしまったら
有効期限が切れてしまっても、新しくSIMカードを買う前に、有効期限が切れたSIMカードを端末に差してみましょう。
トップアップすればそのままSIMカードを使えることがあります。