AISについて
AISは、タイで最大手の通信業者です。
しかし、2015年時点でAISは4Gに対応していません。DtacやTrueは4Gに対応していますので、少し後れをとっています。
AISでも、2016年1月から4Gサービスがスタートするとアナウンスされていますので、AISの今後の巻き返しが期待されます。
SIMカードの種類
AISの主なプリペイドSIMカードです。
いずれのSIMも定価が記されていますが、街中では、この定価よりも高い価格になっている場合があります。理由は不明です(ただのボッタクリ? それとも、コミッション?)。
Traveller SIM
- 価格は299バーツ
- スワンナプーム空港、AISショップ、ファミリーマートなどで購入可能
- 7日間有効の1.5GBのデータ通信(3G)が使用可能
- SIMカード自体は、30日間有効で通話などに100バーツ分使用可能
- 通話は1分1バーツ
7日間以内の旅行であれば、データ通信の容量も十分で使い勝手がいいと思います。
Traveller Gourp Sharing SIM
- 価格は459バーツ
- スワンナプーム空港、AISショップなどで購入可能、ファミリーマートでも取り扱っていました(2016年1月現在)
- 7日間有効の3GBのデータ通信(3G)が使用可能
- 3枚のSIMカードでデータ通信容量をシェア可能
- 3枚のSIMカード同士の通話は7日間無制限
7日間以内の旅行であり、3名以内のグループであれば、こちらのSIMカードを選択することも考えられます。このSIMカードは空港で入手しておいた方がいいでしょう。
Freedom SIM
- 一般的なプリペイドSIMカード
- 価格は50バーツ
- 7日間有効の500MBのデータ通信(3G)が使用可能
- 30日間有効で15バーツ分の通話可能
- 通話は1分1バーツ
コンビニでは、主にこのSIMカードを取り扱っていると思われます。動画等を見ない限り、500MBでも十分なデータ通信の容量です。
どのSIMカードを購入するか?
旅行期間中のインターネット接続だけを目的としているのであれば、データ通信の容量を考慮しても、Freedom SIMで十分だと思います。
いずれのSIMカードも残高を補充することができます(残高の補充の方法については、次回)。
残高を補充することは、top-upとか、reloadとか、chargeとか、refillなどと言われます。タイでは、top-up(トップアップ)が一般的に使われています。
トップアップすることで、SIMカードの有効期限も延長されます。
ちょっと一言
Freedom SIMに100バーツをトップアップして、1GBのデータ通信プランに申し込むと・・・Traveller SIMと同等です。
トップアップすることで有効期限が30日延長されるため、Freedom SIM+100バーツトップアップの方が有利ということになります。
購入先で取り扱っているSIMカードの種類や、SIMカードを探し回る手間と費用を考慮してSIMカードを購入しましょう。
SIMカードの使い方は、タイのプリペイドSIMカードを使う AIS編 その2 を参照してください。