タイのプリペイドSIMカードを使う AIS編 その2

SIMカードを差した後は・・・

無事にSIMカードをゲットして、スマートホンなどの端末にSIMカードを装着しても、現地の通信回線がすぐに使用できるわけではありません。

SIMカードのアクティベーション

まずは、SIMカードを有効化(開通の儀式)を行わなければなりません。

手順は、SIMカードを差した端末から「*120」をダイアルするだけです。

データ通信プランの追加

SIMカードに追加できるプランはいろいろありますが、データ通信の追加プランで使い勝手がいいものをいくつか紹介します。

201512-0056201512-0057201512-0058201512-0059201512-0060201512-0061それぞれのプランに合わせて、ダイアルしてください。

例えば、一番上のプランの場合だと、「*777*73#」をダイアルすると、59バーツで7日間有効なデータ通信400MBが追加されます。プランが追加されると、プランが有効になったことをSMSが送られてきます。

下のSMSは、上から二番目のプランを申し込んだ際に届いたものです。

201512-0063

タイではホテルのwifiが無料の場合が多いので、2,3泊だと400MB、4,5泊程度だと600MBで足ります。

滞在日数と、必要な容量に合わせて適切なプランを選択してください。
なお、これらのプランは、データ通信の有効期限が切れても自動更新はされません。

APNの設定

お手持ちの端末のAPNが設定可能であることを前提に話をすすめます。
AISのSIMカードのAPNは以下の通りです。

  • APN:internet
  • ユーザ名:空欄
  • パスワード:空欄

残高や有効期限などの確認方法

SIMカードの残高と有効期限の確認は、「*121#」にダイアル

データ通信の残容量の確認は、「*121*3#」にダイアル

SIMカードの電話番号(自分の電話番号)の確認は、「*545#」

残高の補充(トップアップ)

SIMカードの残高が少なくなった場合には、トップアップしてください。トップアップすることで、SIMカードの有効期限も延長されます(データ通信等の追加プランの有効期限が延長されるわけではありません)。

トップアップの主な方法は以下の通りです。

  • AISのカウンターでトップアップをお願いする
  • トップアップ専用の機械(Payment KIOSK)を利用する
  • ファミリーマートなどでトップアップカードを購入する

トップアップカードは、レシートタイプだったり、カード形式だったりします。



201512-0049

レシートには、12ケタの数字が記載されています。
カードタイプは裏側の銀色の部分をこすると12ケタの数字が現れます。

トップアップは、「*120*(12ケタのPINナンバー)#」をダイアルするだけです(カッコは不要です)。

有効期限の延長

SIMカードを保持したい場合には、有効期限を延長する必要があります。再度、SIMカードを購入するのが面倒な場合や、同じ電話番号を使い続けたい場合などです。

有効期限は、トップアップすることで延長されます。

  • 150バーツ以下のトップアップで有効期限が30日間延長
  • 200バーツ以上のトップアップで有効期限が60日間延長

PINナンバーさえあれば、日本からトップアップすることも可能です。SIMカードを維持したい場合は、帰国前にトップアップカードを購入しておきましょう。

また、トップアップ以外にも、MaoMao 30Bahtという追加プランを申し込むと、有効期限が30日間延長されます。このプランは、30バーツで5日間36分間の通話可能なプランですが、さらにSIMカードの有効期間が30日分付帯しているプランなのです。

裏ワザ(?)

SIMカードの有効期限間近にはSMSが送られてくるので、有効期限を徒過する心配はありません。

AISのSIMカードは、有効期限が切れても30日間は電話を受けることが可能です。

つまり、SIMカード自体は期限が切れても有効であるということです。そして、有効期限が切れた後、30日以内にトップアップすれば、トップアップした時点から30日または60日の有効期限が設定されます。

したがって、しばらく訪タイする予定がなくSIMカードを維持したい場合には、日本から2か月に1回トップアップすることで、SIMカードを維持することが可能です。

スポンサーリンク

よかったらシェアをお願いします!

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。