マカオの通信事業者
マカオのSIMカードを取り扱っている通信事業者(キャリア)は、CTM、3、SmarToneがあります。
マカオへは香港からフェリーで移動する場合、マカオのフェリーターミナルに到着してイミグレを抜けると、到着ロビーには各社のSIMカードの自動販売機が設置されています。
自動販売機で購入できるのは、プリペイド式のSIMカード、リロードカード(充値カード)です。場合によっては端末も販売されています。
他のSIMカード(ポストペイ式のSIMカード等)が必要な場合は、自動販売機での購入はあきらめてキャリアのショップに行きましょう。
購入方法
SIMカードは100MOPです。
- 自動販売機に現金を入れます。
- 購入したいSIMカードの番号を押します。
- 自動販売機が作動して商品が落ちます。
- 下の取り出し口から商品を取り出します。
マカオパタカ(MOP)を持っていなくても、自動販売機では香港ドル(HKD)や人民元(CNY)を利用することもできます。
ただし、MOPとのレートは1:1なので、MOP以外の通貨を利用した場合には、多少損することになります。
なお、SIMカードは、ノーマルSIM、マイクロSIM、ナノSIMのいずれのサイズにも対応しています。
SIMカードの使用方法
日本で使っている端末(スマホや携帯電話)は、キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)のロックがかかっている場合があります。いわゆるSIMロックというものです。
海外のSIMカードを使うためには、SIMフリー(SIMロックがかかっていない)端末が必要です。お手持ちの端末がSIMフリーなのか、予め確認しておきましょう。
SIMカードを購入した後は・・・
- SIMカードを切り取り線に沿って取り外してください。
- SIMカードを端末に差してください。
- 端末の電源を入れてください。
- その後、SIMカードのキャリアに応じたアクティベーション(有効化作業)が必要になります。
- アクティベーションをすると、通話可能な状態になります。
- インターネットに接続するためには、APN(アクセスポイント)の設定が必要です。
APNを設定するとインターネット(データ通信)が利用可能になりますが、そのまま利用するとあっという間にSIMカードの残高がなくなります。
データ通信を利用する場合には、データパッケージプランに申し込みましょう。
手順4~6における詳細な設定の方法は、その2以降でCTMを例に挙げて紹介します。